兵庫県 介護職の求人動向は?

兵庫県の介護職の求人動向を解説。介護人材の確保のための気になる取組みとは?


兵庫県の介護職の求人動向とは?多くの職業分野で人材不足を抱えている兵庫県。中でも介護業界の人材不足は深刻で、安定した介護職の人材確保のため、県ではあらゆる取組みを推進しています。今回は、近年の有効求人倍率と併せて、県による介護の人材確保の取組みをご紹介します。

兵庫県の求人動向

全国的に、あらゆる職種で問題となっている人材不足。兵庫県でも、若者の他県への流出などにより、多くの企業で人材が不足しています。

兵庫県ではそれらを解消するため、いろんな角度から人材確保の対策が進められています。

ここでは、兵庫県の近年の有効求人倍率で雇用状況を見ながら、人材確保の取組みについてもご説明します。

兵庫県の全職種における有効求人倍率

まずは、厚生労働省が発表している、2019年の兵庫県の全職種の有効求人倍率について見てみましょう。

■兵庫県の有効求人倍率の推移[1]

兵庫県の有効求人倍率の推移

兵庫県の全職種における有効求人倍率は、2019年1月から緩やかに下降しているものの、1.4倍あたりを推移しています。

有効求人倍率が約1.4倍ということは、求職者より求人数が多い状態ですので、比較的に仕事を選んで探しやすいと言えます。

では、職種別の有効求人倍率も見てみましょう。

兵庫県の職種別の求人動向

2019年12月における兵庫県の職種別の有効求人倍率は次のとおりです。

■兵庫県の職種別の有効求人倍率[2]

兵庫県の職種別の有効求人倍率

このグラフから、兵庫県では「建設・採掘(6.17倍)」「保安(4.52倍)」や、介護職などの「サービス(2.14倍)」が高数値となり、これらが深刻な人材不足であることがわかります。

このような人材不足を解消する取組みの1つとして、兵庫県では県の大学や企業と協力して「ひょうごで働こう!プロジェクト」を推進しています。

「ひょうごで働こう!プロジェクト」とは

若手社員の奨学金返済を支援する中小企業への補助や、兵庫県の魅力ある企業を紹介するため企業ガイドブックの作成・配布を行うなどして、人材力を強化させる戦略。

少子化などで人材が少ない中でも、このプロジェクトによって人材力の強化を図り、活力ある地域社会を実現させることが期待されています。

それでは次に、兵庫県の介護職の求人動向についてご説明します。

兵庫県の介護職の求人動向

兵庫県の介護職の求人動向

厚生労働省の調べによると、2019年12月時点での兵庫県の介護サービスの有効求人倍率は3.25倍[3]でした。

数値で言うと、有効求人数3,899件、有効求職者数1,201人に対して、充足数(ハローワークで就職が決まった数)は103件。やはり、深刻な人材不足を示す数値と言えます。

このような現状を受け、介護事業所側では人材確保のために「高月給」「夜勤なし」など、求職者にとって好条件の求人を出す傾向にあるようです。

では、実際の求人例を見てみましょう。

■兵庫県の待遇・福利厚生充実の求人例

介護福祉士やケアマネなどの資格がなくても、無資格・未経験で正社員として働ける求人がたくさんあるので、兵庫県で転職をお考えの方は、ぜひ介護の仕事を選択肢に入れてみませんか?

兵庫県の介護職の採用状況

それでは、兵庫県で運営している介護施設の採用率・離職率から、兵庫県の介護業界の採用状況を見ていきましょう。

■兵庫県の介護事業所の採用・離職率[4]

採用率 離職率 増加率
介護職 19.5% 18.6% 0.9%

この表から、兵庫県の介護職の離職率は高く人員が確保しづらい状況なのがわかります。

では、離職者はどれくらい働いてから離職するのでしょうか。グラフで見てみましょう。

■介護職の離職者の内訳[5]

介護職の離職者の内訳

1年未満で離職する人が約35.5%にも上り、採用されても長く職場に定着しない傾向にあるようです。

介護事業所では、このような状況をどう感じているのでしょうか。

■兵庫県の介護事業所の人材に対する過不足状況[6]

兵庫県の介護事業所の人材に対する過不足状況

やはり、約70%の介護事業所が「人材不足」と感じているようです。

離職する理由はいろいろあると思いますが、人材を定着させるには「魅力のある職場」であることが不可欠ですよね。

次は、介護業界を働きやすい職場にするために兵庫県が実践している、さまざまな取組みについてご紹介します。

県が応援!介護人材の確保とキャリアアップ

兵庫県では、仕事にやりがいが持てる介護事業所を増やすため、次のような取組みを推進しています。

【兵庫県の介護人材確保に対する取組み】[7]
●介護分野における人材確保のための雇用管理改善推進事業

現状に合わない就業規則の改定や、納得のいく評価体制の構築など、介護人材確保のために雇用管理改善に取組む介護事業者への支援。

●キャリア形成訪問指導

介護福祉士・看護師などの養成校の教員・有資格者が介護事業所などを訪れ、職員のスキルアップを図る出前講座を無料で実施。

●介護福祉士試験の実務者研修にかかる代替職員の確保

介護事業所などの職員の実務者研修受講を促進するため、職員が実務者研修を受講する際に必要な代替職員にかかる経費を補助。

このように、兵庫県では様々な角度から介護職の方や介護施設への支援を行っています。

無資格・未経験の方でもはじめやすい環境が整い、キャリアアップすれば給与や待遇アップも期待できますので、兵庫県での介護の仕事に興味のある方はぜひチャレンジを!

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